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2011年05月07日 ONONONONOFF
レビュー
LThorndike
今回新訳されたハインラインのジュブナイル。原作の出版は1958年!
あらすじは…大物政治家の大叔父と地球に行くことになった火星生まれの主人公の少女(ポディ)の宇宙旅行の顛末。ポディの一人称で物語は語られる。

以前の翻訳はですます調で、好奇心旺盛ちょっと過激のポディの性格に合わないところがあったが新訳はドンピシャ。非常に読みやすかった。
ハインラインのジュブナイルって少年少女に対する愛と夢と現実の厳しさがどれもはっきりと描写されてそこが魅力なんだけど、今回は現実の厳しさが他を上回っている。だって宇宙船の船長を夢見る主人公が‥(以下自粛)。

とにかく読んで損はない出来でおすすめ。ただ設定の古さはさすがに隠せない。火星や金星で人がそのまま暮らせたり日記をテープに保存したり(今ならスマホで書いてクラウドにアップ?)。
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